リメス

老舗ウォッチケースメーカーから こだわりのウォッチブランドへ
1924年、カール・イックラーは、18世紀後半よりドイツの宝飾品と時計製造の中心地として繁栄したフォルツハイムにおいてイックラー家内工業を始めました。当初は、金や銀のチェーンの製造を専門に行っていましたが、その後、ウォッチケース製造会社を設立します。第2次世界大戦中は生産を中止していましたが、戦後1947年に同社は彼の2人の息子によって再建され、その品質の高さで国際的に認められるウォッチケースメーカーに成長しました。現在も老舗ケースメーカーならではの正確な仕様と優れたデザインで高い評価を得、顧客リストには高級腕時計メーカーが名を連ねています。

1990年、3代目のトーマス・イックラーは、数十年にわたるケースメーカーとしての経験を活かし、プライベートブランド、リメスの時計製造を開始しました。手作りで上質の機械式時計を作り出したいという思いからブランドコンセプトが生まれます。それは、熟練の職人が一つ一つ手で磨き上げて作る自社製ケースと、高精度のスイス製機械式ムーブメントの融合です。ケースの加工、組み立てからムーブ取り付け、最終検品まですべての製造工程で徹底した品質管理を行うことで、最高品質の時計を製造し続けています。

リメスの時計は、何十年も正確に動き続け、そのデザインは色褪せることがありません。短期間だけの流行には流されず、時を越えて美しさと価値を保ち続けるクラシカルウォッチは、世界中の時計ファンを魅了しています。もともとがケースメーカーであるため、クオリティの高さの割にリーズナブルな価格ということも魅力です。小さな工場で手作り生産される時計のため、限定品並みの入荷量で、希少性も付加価値となっています。